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「我は犬猫など興味ないけどな!爬虫類は深海魚に匹敵するくらい素晴らしいぞ!ああ、今日も帰ったら新鮮なコオロギをあげなくては…」
懐からiPhoneを取り出して、嬉しげにトカゲの写真を見せてくる。ついでに餌であろう虫たちも。
うーん……これが可愛い…のか?
確かに目なんかは猫っぽくて愛嬌あるかもしれないが…
「ま、まあ寮に帰ってるのは良いことだが何で眠れないんだ?」
「はっ、そうだったな!本題をすっかり忘れていたぞ」
真面目な顔になって、清正を見る。
「あのだな…この子はロザリオというのだが、そもそも夜行性なのだ。昼間はずっとシェルターにこもって出てこない。もう我はロザリオの行動が気になって気になって夜中ずっとケージに張り付いてしまうのだよ…すると気付いたら朝を迎えてるのだ!」
バカと天才は紙一重と言われているが本当かもしれない。
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