恋した音楽室

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『きみがほしい』 そんな気持ちで宮原は、いつも あの曲を弾いていたのだろうか? 「何それ……嬉しいんですけど。」 「はぁ!?刈谷くん何言ってんのっ……」 「俺も宮原がほしい。」 男だからという理由で今まで気付かなかった。 でも、確かに俺は音楽室で会った日…いや、初めて〈Je te veux〉を聴いた日から恋に落ちていたんだ。 [完]
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