第2理科室
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「おいっ、我の努力の結晶を返したまえ!」 「…全く、今回は何だ?」 太陽に小瓶をかざしながら清正は尋ねる。 ぬ、軽く無視しおったな。 「強力な惚れ薬だ!飲めば一瞬で最初に見た者の虜になる!ふははははっ!!」 「ふーん。」 何とも興味の無さそうな声。 食えない奴だ……だからこそ実験対象に相応しかったのだが、簡単に作戦が失敗して実に面白くない。
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