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「俺のこと探してたのか?これを飲ませるために?」
先程ポケットに仕舞った薬を見せる。
「ふん、当たり前だ!それを飲んでその辺にいる生徒に惚れろ!」
「………なるほどね。」
眉を寄せて、清正は小さく呟く。
それから、小瓶の蓋を開けると一気に口に含んだ。
「おいっ、飲むのは今じゃ……んっ、んー!!」
最後まで言えなかったのは、清正が口を塞いだため。
しかも、手ではなく唇で。
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