第2理科室

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「俺のこと探してたのか?これを飲ませるために?」 先程ポケットに仕舞った薬を見せる。 「ふん、当たり前だ!それを飲んでその辺にいる生徒に惚れろ!」 「………なるほどね。」 眉を寄せて、清正は小さく呟く。 それから、小瓶の蓋を開けると一気に口に含んだ。 「おいっ、飲むのは今じゃ……んっ、んー!!」 最後まで言えなかったのは、清正が口を塞いだため。 しかも、手ではなく唇で。
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