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いよいよ決勝戦。
相手は、やはりと言うべきか
明成工業の壱川選手。
藤野先輩よりも少し低めの身長だが、その分 身体能力が高く
瞬発力と咄嗟の判断力に秀でている。
時間切れのブザーが鳴った時
ようやく、まともに呼吸ができた。
その後の、時間無制限の延長戦。
瞬きするのも忘れて、じっと見つめる。
「「メェェェンッッ!!」」
両者が放つ、相打ちのメン。
それに勝利したのは、藤野先輩だった。
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