大夢くんの誕生日

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「嫌がってるだけかと思ったが………そうか。」 1人で納得している様子の清正。 少し笑うと、座っている大夢の顎を掴んだ。 そして、顔を近付ける。 「…何をする気だ?」 「キス。」 「どうして?」 「大夢が好きだから。」 「うむ、良いだろう。」 清正とのキスは嫌いじゃない。 …不意打ちが苦手なだけだ。 ゆっくりと近付く唇に我慢できず、今度は自分から押しあてた。 [完]
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