終焉

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愛情なのか憎しみなのか執着なのか…すべて含んだ感情なのか… 「そーいや結局オマエってバイなわけ?それともゲイ?」 「さぁ?よくわかりませんが…陽介さんに関しては粘着質なオカマでストーカーですよ。」 院に入る前女性ともしてたから、確実にバイだけど。 「…それ、イイな。」 こんな悪いオトコにハマって、全身すぶすぶ浸かってもう抜け出せない。 「愛してるから捨てないでね」 いや、抜け出す気が、ない。 「じゃあ…いい加減、あきらめて僕のものになって下さいよ」 アンタはいつも僕のことを女王様って言うけど。 「なにいってんのー?オレ成湫のモノじゃん」 僕が女王様ならアンタは王様、だ。
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