第2話

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蝉がやけに五月蝿い国語の授業中、これでもかなり暑くて嫌なもんだ。 扇風機もなく、下敷きでパタパタしてるといきなり後ろのドアが開き、呑気に挨拶しながら俺の隣に座る暑苦しいアイツがまた話しかけてきた。 アイツとは、四日前に席替えをして、たまたま隣になっただけ ただそれだけなのに…。
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