第2話

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ねぇ? 君たち入部希望? あっ宜しくお願いします!伸長先輩! いい声だね~ 名字だけで呼ばれるなんて失礼しちゃうな~。裕那(ゆうと)って呼んでね。君名前は? 俺、宏居 奏って言います。 そして、古野 浩志って言いま~す。浩ちゃんって呼んでください。 こんな感じで伸長先輩との自己紹介を終わらせて、とうとう入部をしたのである。 _________________ 届け出をして初部活動をやるという所だが、俺ら一年だし丸刈りにされちまうのかな?でも、しょうがないよな。男だし、やるときはやるぞ! そう言い体育館のドアを開けた。 重低音のかかった洋楽に合わせ、伸長先輩ともう一人誰かが単調なラップの音楽にあわせて踊っていた。俺らは、音楽が鳴り終わるまで放心状態でいた。 まさか、噂にしていたが裕那先輩ともう一人のフットワークがきれいに揃っていてまるで、ステージが輝いているように見えた。 息をのむのも忘れるかのように… 終わった瞬間拍手が鳴り止まなかった。 その一言があるまでは・・ ________ 奏くん浩ちゃんダンス部へようこそ!これから頑張っていこうね! 一瞬耳を疑った。
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