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「....いて...聞いてますかっ!!」
「うぉぁっっ!!!」
急に耳もとで声がした...
「痛てぇ....」
お陰で椅子から転げ落ちましたよ...
「晴輝様....」
「スミマセン...ボーッとしていて....」
オレ専属のメイドは深いため息をついた....
「しっかりしてください...あなたは...この家の跡取りなんですから...」
「...知ってると思いますけどオレ..が必要なんじゃないんです...」
必要なのはこの体質だけ.....
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