エピローグ

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一緒に居る時間が長いと 恋人同士は似るって言うから、 …本気で気をつけよう。 軽く前髪を直していると、 コンコン、とドアを ノックする音が響いた。 …来たっ…。 わたしはピョコっと 飛び上がった。 「…はいっ…」 勢いよく返事をすると、 ガチャ、とドアが開く。 「…おつかれ」 先生の、いつもの 素っ気ない声。 「お疲れ様ですっ…」 わたしは自然と零れた とっておきの笑顔で応えた。 END
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