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「あ。でも先生」
「なに」
「3年間じゃないですよ。
だって、入学式から
ガマンしてたわけじゃないから、
実際は2年くらいじゃないですか」
「……」
「ね」
「……」
先生は少し間を置いて、
「…いいんだよ、3年間で」
「え?」
「何でもない」
先生はさらに優しく
頭を撫でてくれて、
…その気持ち良さに、
わたしは大きな欠伸をひとつした。
魅惑の腕枕でご機嫌になった
わたしは、先生の二の腕に
すりっと頬を擦り寄せた。
…気持ちいい…。
今日のお泊まり、大満足かも…。
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