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「あ、僕?僕はね天使!ふふふっ」
いやいやいや!知っとるがな!!
「実はさー、神様に。君らが可哀想だからちょっと行ってこい!って、お使い頼まれたんだよねー。面倒くさいったらありゃしない!他にも暇なのはいっぱいいたのにさ!まったくあのじぃさんは髪の毛も寂しいけど、脳みそまで寂しくなっちゃったんじゃないの?って感じー!!しかもさー………」
ちょ、ちょ、ちょ!!?
何この天使!ごっさマシンガントークなんですけど!!
めっさ愚痴ってんですけど!!!
女子高生みたいなんですけど!!!
そして、ツッコミどころ多いんですけどぉぉおお!!?
「でさぁ、って聞いてるの??もうっ!」
なんか怒られたぁぁああ!
でも可愛イィィいいい!!!
「あの!可愛いけど、喋りすぎ!!!
しかもその!髪様!?からのお使いは!?」
「やだぁ、褒めても何も出ないよっ?
しかも、髪様とか……!!ぷぷぷ」
「ぎゃー!!神様ごめんなさい!」
じゃ、な・く・て・ね・!?
ちょっと流されすぎじゃないかな!?自分!?
しっかりしろぉう!!!
落ち着くために、一呼吸。
スーーー、ハーーーーーーーーー
…………うん!よしっ !!!
冷静になったところで、未だにお腹を抱え笑っている天使に話しかける。
てか、冷静になった所で気づいたけど神様とか天使がいるって事は、
やっぱ“死後の世界”って事だよね??
あと………そんなに、面白かった??髪様。
「ねね!ここって“死後の世界”?私ら、もう…………」
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