其の二

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「ねねっ、天使(?)くん」 双子に笑顔を向けてから、 今まで気を使ってか(意外!)、空気状態だった天使に話しかける。 「あ、終わった?」 「うん、ごめんね?時間とらせちゃって! で、お使いってなんなのかな?」 「あのじいさんさー、なんか慈悲深いところあんだよね。」 天使くんが語り始める。 でた。じいさん(髪……神様) 呼び方なんとか何ないのかな?私まで間違っちゃうじゃん! 責任転嫁だけど! 「だから不幸すぎる人生を送っちゃった人達には、 違う世界でもう一度人生をリベンジさせてるわけよー」 「意味わかるー?」と、面倒くさそうに話しかけられる。 「…………………………?」 いやっ、言ってることはわかるんだよ?言ってることは! でもさ、なんていうか………そんなの有り!?みたいな……… 「だーかーらー!例えばね!生まれる前に亡くなっちゃった子とかいるでしょ? そういう子とかは、新しい世界に転生させる!ってこと!」 「ちなみに君らは、親から殺されたことと………君も色々あったみたいだね」と、付け足される。 うわ、怖ッッ!無理やり納得しろ!って事だよねー……… ん?てことはさ………… 「私らも転生出来るってこと!!?」 「いぇーす!!そーゆーこと!」 やったぁぁあああああ!!大正解っ!!! ………………………………………って、ガチでぇぇぇぇええええええ!!!!?
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