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「…………生きたい?」
やっぱ、天使くんは結構空気が読めるらしい。
ふざけないで答えてくれる。
オウム返しされたけど……………
「うん、心配だもん。双子を一人にはできない」
てか、一人にする気なんてさらさらないし。
ダメでも無理やりついて行く。
当たり前だ。大事な愛し子だもの。
私の気持ちが強く伝わるように…………って、
天使くんの綺麗な瞳を見つめる。
ドキドキドキドキ
生きてるうちで一番の緊張。
大袈裟かな?
でも、これからの人生を決めることだから…………
「………っぷはぁ、そんな見つめないでよー、
息こらえの新記録に挑戦してたんだからっ!」
「………………………………………………」
ふざけてんのか、コイツ?
「やだぁ、そんな目で見ないでよー!エッチ!
ちょっとふざけただけじゃん!」
ふざけなくていいから!しかも、一言余計だし!
「で、結局はどうなのよ?」
ジト目で訴える。
「まぁ、大丈夫でしょ?そのくらいなら。問題ないと思うよー」
よっしゃ!
交渉成立!
勝者の笑顔を双子に向けるが…………………
双子はお花の冠作りに夢中で気づいてくれなかった…………………くすん。
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