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「あ、ありがとうございます………」
「他にも何かないですか!?」
「えっ?後は………………」
って!話それてる!!
「山南さん、それは後ほど!
とにかく!試してみる価値はあると思いますよ?
特に効果的なのは甘味禁止ですかね?」
やっぱそんくらいしないとね!
と、近藤さんの方を見ると、少し難しそうな顔をしてから何やら頷き始めた。
これは肯定の意と、とっていいのかな………?
「うっ、うぅぅう………甘味五日間も………?」
まるでチワワのような目でそーちゃんは見つめてくる。
やだ、そんな目で見ないでよっ。
甘やかしたくなっちゃうじゃーん。
「宗次郎、まずは三日。それに挑戦してみたらどうだい?
それで続けられそうなら、少しづつ日にちを増やしていったらいいじゃないか」
「近藤さん…………」
優しく見つめる近藤さん。
それにつられそーちゃんもニコリと微笑み返した。
「……うん!僕、近藤さんが言うなら頑張ってみるよっ!」
「うむ。野菜が食べれるようになったら、美味い甘味をご馳走しよう!」
「やったぁっ!近藤さん大好き!」
近藤さんPower凄まじいぜっ。
二人を見ていると親子のように見えて、微笑ましい。
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