夢幻との邂逅

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ゴンッ! 「あうッ!?」 俺は未だに狂ったように笑い続けている舞の頭目掛けて手刀を振り下ろした。 痛いではないか!と言っている馬鹿は無視のスタンスだ。 舞はまだブツブツ言っているが、ある程度落ち着いたので教師も授業を再開していた。 ――――――― キーンコーンカーンコーン 「お?時間だな、それじゃあ号令。」 「起立、礼」 日直の号令とともに、ありがとうございましたー。とやる気なさげな返事がチラホラと出た後教師が出て行き、皆それぞれが思い思いに行動しはじめる。 「よっ!相変わらずお熱いねぇ?お二人さん。」 「ホントだよねぇ。これはよからぬ関係の匂いがするんだよ!」
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