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既に墓地には何人かの冒険者、この辺りで依頼があり森に居た者が数人
ホーネットで近い冒険者を調べたルーが連絡をいれたのだ
そして今年の墓地管理担当である百鬼夜行の2番隊、本来は聖水を撒き見届けるだけの簡単な仕事のはずだった為に僅か3人だけ、その1人がルーである
散水設備の故障に伴いジョナ3から行って直してこいと命じられたレガ、だがレガは別に設備屋ではない、当然直せなかったのだ
業者を当たるが金額、そして白井印の結界の持続時間を考慮しギルドに依頼した運びとなる
そしてやや離れた場所では散水してゾンビ退治の効率を見ようとマイトヤーレとボディガードとして直属の部下、そして橘とアドバイザーとして死体処理業者のギルが控えていた、面通しも兼ねているのだろう
「ルゥー!!まだぁ!!」
「まーだだってウタ、お前らだけじゃ無理だろまったく……数が揃ったらだよ、カツカツでやるのは避けてぇかんな……しかしリリーとゴックンも居る筈なんだが……ウタァ!!バカのツートップ見なかったかぁ!!」
「飛行場に部品届けるなんて昼間言ってたからなぁ、森で遊んでんじゃない?ホラ、チャリあるし」
確かにすぐ傍にはママチャリが2台置いてある、しかも一台にはサイドミラーが付いており、もう一台はタイヤのスポークにゴムのカラーボールが挟まっていた
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