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荒野にSRの完全に遠慮を無くした音が、すぐさま一閃のヘッドライトが閃き土埃を巻き上げながら滑り込む
「よぉガミさん、アナミー、早かったな……他は?」
「あれ?ルー君じゃない……あぁ!!2番隊の仕事よね!!今に来るわよみんなぁ~、あれ?なんでレガさん?……ウタ君早ーい!!もう来てたんだ!!」
「あー、ガミさんとアナミーじゃん、僕は近く居たからね、リリーとゴックン見なかった?」
徐々に集まってくるギルドの面々、顔の広いレガは知り合いも多くその度に簡単ながら挨拶、一方ギルはあまり知り合いは居ないのか手持ち無沙汰なようだ
「おい、3番隊の……」
「お、なんだホビ夫」
「アレは恐らく悪魔で……隣で話してるのは一応は悪魔で……神気を感じるが……」
「ウタとガミか?柱の悪魔と日本の神の端くれだな……因幡之素兎だったか?……まぁ色々とあんだろ、仲良き事は良き事かなだ……おぅ姉ちゃん、元気かぁ?」
「元気だよ!!ガミィ!!一発は一発だかんなテメェ!!ゾンビの前にくたばれ乳お化け!!」
「レガさんチワス!!やめろってぇ!!ホラ!!バファリン飲め!!優しさドーピングしとけって!!おぅルー!!」
「レガさんチワス!!金払えよバロウ!!薬代と足代!!毒殺するぞお前ぇ!!あれルー君早いな!!」
マイトヤーレにはガミとウタの関係が不思議に思えたようだが、ここウラヌスは神の干渉の外、フェイクのルールがある
神も悪魔も世界のテキストである世界システムのファクターにならなくて済むのだ
「あぁ、うるせぇのが集まって来たなぁコリャ……オラ注目ぅ~!!2番で仕切ってんだからなぁ!!俺の言うこと聞けよお馬鹿さん共ー!!」
「はぁ?うっせぇよルー、テメェが金払うワケじゃねぇだろー?あぁん?帰って乳でも揉んで……あ、ワリィw揉む相手いねぇわなァッハッハッハッ!!」
「あ?なんだと変態……来いオラァ!!ゾンビとその腐ったツラァ取り替えてやっからよぉ!!」
「ホラ!!バファリンな!!エイゼルもルーも!!誰か水くれ!!」
「バファリン代払えよ!!」
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