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ゴミを見る目で倒れたガーベラを見下ろす3人、致し方ないだろう、所詮はガーベラだと
期待した自分を責めるしかないのだ、忘れるに限る
「痛ったぁ……何が起きたんだ?……頭ズキズキする……おわぁッ!!なん!!……これ星空のか!!なんでこーなった!!ルー!!」
しこたま顎をけられたが回復が早いレガ、むっくり起き上がると驚愕の表情で周囲を見回した
「兄貴!!大丈夫っッスか!!行ったかと思ったら!!」
「レガさん!!急に居なくなったからビックリしたスよ!!←蹴った本人」
かくかくしかじかありました。
「さっきマクガイバー居たよな?今どこだ?ルー、電話してみろ……そこのくたばってるガスマスクはウタか?もうマスクも必要ねぇだろうからマクガイバーが来たら渡せ」
どうやらマクガイバーなる人物も中堅ギルド員、ここに来てはいるらしいが姿が見えない
「おう俺、ルーだ……どこいんだよお前ー……森?なんで?…………あー、なるほど……まぁいい、星空だよもー、悪いが来てくれ……兄貴、森な居ました……カボチャ野郎も一緒です」
「あー……蒼鷺ね……ん……行けるか?」
穴宮に負けず劣らず、というか本来なら頭脳労働派のレガである、彼に対処出来ない状況などそれほどはないだろう
「おぅ、悪い……あれ?カボチャは?」
「こんにちわレガさん、蒼鷺ならホラ、そこの木陰から見てる……しかしまた……カウンセリング受けるように言ってるんだけどなぁ」
「まぁ星空に、とっちゃ自衛手段でもあるからな……ホラ、これ着けて行って来てくれ」
森の中から現れたのはマクガイバー、彼もゾンビ狩りに来ていたのだが、森の中から此方を覗く知り合いを見つけたため森の中でお話していたようだ、なぜ森の中かと言えば理由は実に下らないのだが
「おっとルー……いや、レガさん?」
「別料金だよ、星空に払わせるけどな」
「毎度あり」
ゾンビ避けとして転がるウタを引き摺り、星空の近く、ホットスポット前でガスマスクをウタから外し装着
マクガイバーのスキル、セッション9
(冒険者台帳に名前が無いので作者が勝手に命名)
パニック状態の者に9秒間触れると相手は心を落ち着かせ眠りに着くことが出来る
街の者は星空より彼にガスマスクを常に装備し星空から離れないで欲しいと常々思っている
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