セメタリー

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「あ、あれは……神気が!!しかもウタ君とは比べ物にならない……女神系の神気なんてこの辺りには……リリィ君!!一体どうして……」 スコープを覗くガミさん、その中にはヘケトの加護を受け自信満々のリリィと隣でなぜか調子に乗ってるゴッくん、逆さま大開脚とハレンチ大爆発な格好のまま気を失った幸継だった だが幸継よりリリィとゴッくんの顔面の方がハレンチだったためモザイクを掛けさせて貰う そしてゴッくんとリリィはソーッと幸継に近寄ったと思うと、ツンツンとビビりながら幸継のお尻ん突っつき、反応が無いのを確認すると晴れやかな顔に一変 「これは……クンカクンカしてリリィ様って言ってるのかな?もしかしてだけど」 「言ってるね、もしかしてだけど……大胆なおねだり、星3つです!!」 ゴッくんが1ミリも似てない物真似をした瞬間、すべて理解したガミさんがリリィに狙いをつけ眉間を撃ち抜く 魔力で弾丸をコーティングしているワケでは無く水その物を硬化させている為に威力を落とせる しかし、弾丸はニュルンと弾かれた 現状のリリィは物理的な攻撃総てニュルンで無効にする、打撃も斬撃も関節技も総て無効、手錠も縄もニュルンでクリアだ 「次はガミさん!!君に決めた!!待ってねぇ!!今ユッキーをニュルニュルのグッチョングッチョンにしたら行くからね!!」 「ひっ!!……いや!!」 能力を理解し始めたのか、リリィの体からニュルニュルとローションらしきものが溢れだした、目や鼻、もちろん口からもだ そしてガミさんは自分可愛さに威力を極限まで落として幸継を撃った 戦わせ時間を稼ぐつもりだろう 「冷た!!しょっぱ……い……ぅあああああああああああッ!!キモッ!!キモいぃいいいい!!」
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