ジョナ3 リヴィングストンからの依頼

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深夜、もはや朝方だろうか 雷鳴轟き海は荒れ 雨は窓を狂った様に叩き続け 時おり光る稲光が窓の下で独り笑う少年を闇に浮かび上がらせる 「フッ……フフ……アハハ……なぁーんだ、簡単じゃないかぁ~……お金を稼ぐなんて簡単だよぉ……ウフフ……アハハ……もう封筒折りなんてやーめたっと」 彼の手に収まる茶封筒、そこから半分だけ飛び出た紙幣は、その少年が生まれてから手に持った事のない大金だった そして少年は海賊帽をテーブルに置くと、折られるのを待っていた封筒が濡れてしまうのも構わずに、窓を開け笑った 「フフ……雨なんかに海賊は負けないのさ………ビジネスの時間さ、行くよブルーバック……ヨーソロー」 直ぐに彼は金を部屋に隠すと外へ飛び出し、濡れるのも構わず半裸で自転車に飛び乗った
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