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爽やかな顔つきに、アゴヒゲが特徴な男性が水色の隊服に身を包んでいる。
その男がこちらへと走ってきた。
?「間に合って良かった、危ないところでしたよ」
女性「…でも…この子が…」
女性が眼から涙を流した瞬間、特殊な魔方陣がその場に広がり
なんと青年は息を取り戻し立ち上がった。
女性「あなた!生きてたのね!!」
?「(いや…胸に槍を一突きされて生きている筈がない…)」
ドスン!!
グワァァァァァ!!
一つの大きな音と雄叫びが聞こえ、その途端に大きな大きなドラゴンが近づいてきた。
?「What!?なぜドラゴンがこんな所に!?まぁいいでしょう、倒すしかありません。行きますよ、青年」
青年も眼を輝かせて剣を握り直した。
ドラゴンは大きく口を開けると火炎を喉から放つ。
それをバックステップで避けた男性は後ろへ回り込んで尻尾を切り落とした。
ドラゴン「グワァァァァァ!!」
激昂したドラゴンが爪の一撃で男性を弾き飛ばす。
男性「くっ…今です!」
その掛け声で青年が手にした剣をドラゴンの顔面に突き刺した。
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