門松

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集合住宅の発達など社会環境の変化などから、 本格的な門松が設置されることは少なくなったが、 一般家庭用に小さな寄せ植え風の門松などが年末に店頭に並ぶようになったため、 このタイプの門松を置く場合がある。 さらに省略版として、枝振りのいい若松に、 赤白や金銀の水引を蝶結びにし、門柱などに付ける方法もあり、 手軽なことから多く使われる。 スーパーマーケットなどの商店では 「賀正」「謹賀新年」といった語と、新年のあいさつ文、門松や鶴、亀、日の出など、 絵を印刷したポスターを張って済まされることもある。 また、松の木の保護や伝統文化の継承を目的に 「門松カード」と呼ぶものを市役所や公民館などで配布したり、 ホームページからダウンロード出来るようにしている自治体もあり、 千葉県市原市には「門榊カード」も存在する。 今回の調査のご回答者の中にも、「門松のカードを飾る」という方がいらっしゃいました。
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