注連縄

4/8
前へ
/35ページ
次へ
日本神話 天照大神が天岩戸から出た際、 二度と天岩戸に入れないよう太玉命が 注連縄(「尻久米縄」)で戸を塞いだのが起源とされる。 稲作信仰 稲作信仰は神道の根幹をなす一つであり、古くから古神道にも存在する。 縄の材料は、刈り取って干した稲藁、又は麻で、 稲作文化と関連の深い風習だと考えられる。 場所や神社によっては、縄の中に女性の長い髪の毛を入れて編むところもある。 古神道 神が鎮座する(神留る・かんづまる)山や森を神奈備(かんなび)といい信仰した。 神奈備山(かんなびさん)・宇那提の森(うなでのもり)など。 後に森や木々の神籬(ひもろぎ:ご神木)や、 山や岩の磐境(いわさか)(磐座:いわくら)も、 神が降りて宿る場所、あるいは神体として祀られ、 その証に注連縄がまかれた。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加