注連縄

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巻き方・注連方(しめかた) 縄を綯(な)う=「編む」向きにより、 左綯え(ひだりなえ)と右綯え(みぎなえ)の2通りがある。 左綯えは時計回りに綯い、右綯えは逆で、 藁束を星々が北極星を周るのと同じ回転方向(反時計回り)で螺旋状に撚り合わせて糸の象形を作る。 左綯え(ひだりなえ)は、天上にある太陽の巡行で、火(男性)を表し、 右綯えは反時計廻りで、太陽の巡行に逆行し、水(女性)を表している。 祀る神様により男性・女性がいて、なう方向を使い分ける場合がある。 大きなしめ縄は、細い縄を反時計回り(又は逆)にまわしながらしめ、それを時計回り(又は逆)に一緒にしていく。 注連縄・注連飾りには、大根締め、ゴボウ締め、輪飾りなど色々な種類の形式がある。 大根締めは両端がつぼまり、ゴボウ締めは片側のみが細い。 輪飾りは一般的にホームセンターなどで販売され、玄関先などに飾られることが多い。
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