第一話 その男帰還にて

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それを見たユウトが 「こいつがな、レンって名付けた理由がな「隊長殿、そこは別に言わなくても」 彼が話そうとしているのをリンドウが止める。 「まぁ、アレだよ。リンドウが前に使ってた神機の意思の名がレンだったんだよ。」 彼がそう言うと、よほど恥ずかしかったのかリンドウが立ち去って行った。 「ほかにもな、アイツ姉に怒られるとすっごい困った顔すんだよ。」 「隊長殿、そこら辺で話は終わりっ!! お前さんも笑い過ぎっ!!」 話を離れながら聞いていたのかすぐ戻ってきて話を遮る ついおもしろくて笑ってしまった。人にはいろいろあるんだなと実感できたことが嬉しかった。
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