私立白鳥宮学園(王道学園)高等部2年B組出席番号25番

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「…………えで………き………楓……」 ん? 「楓おきろっ!」 うわっ、寝ちゃった! ガバッと身体を起こす。 「楓、もう放課後」 「み、碧、ありがとう」 寒川碧、僕の少ない友人の一人。 天使みたいに可愛くて、親衛隊もいる。 「あ、そーだ。八代センセーが、放課後に国語科準備室に来い、だって」 がーんっ 「じゃ、僕は帰るね」 ばいばーい、と去って行く碧。 なんて事だっ
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