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でも、おじいさんは直己が小さい頃から直己を頭首にするって決めてたらしいから、おじいさんは気にしていないのかな…。
「そうなんだ…。でも、おじいさんは直己が頭になるって決めてたのに………どうして私の意思で決めるとか言ったのかな?」
竜太君は私にスプーンをとってくれて食べたら?と言った。
「俺もそれ、考えてるんだけど、頭の考えてることって、本当にわかんないんだよなあ。
………まあ、やっぱり俺が万里奈の旦那にふさわしいって思ったんじゃないの。」
竜太君はニヤッと笑った。
「それはないでしょ。」
「いや、言いすぎでしょ。」
2人で笑っているところに今度は間が悪く、竜太君の頼んだものが運ばれてきた。
それから3時間ずっと話していて、帰るときにその店員に竜太君は連絡先の書いてあるレシートを渡されていた。
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