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《??》「そうだ!!『アルス』なんてどうだろう!?我ながらカッコイイ♪♪」
《アルス》「ア..ル..ス..っと♪♪」
【イルス でいいですね?▼】
【はい】 【いいえ】
《アルス》「はいを選択して♪♪」
【勇者イルス 様お帰りなさい▼】
《アルス》「ん...(^v^;)!?」
その時、俺は違和感を覚えた...
《イルス》「って...しまった~~(((;゚Д゚)))!!打ち込みミスで『イルス』にしてしまった!!」
《イルス》「なんなんだこの借金取りから見つからない様に、家の中にいない振りをする...みたいな名前は!!・・・そうだ☆リセットしてやり直せば...(*゚▽゚*)!!」
《イルス》「.....って、この世界にリセットボタンなんてあるのか!?いや、無いだろう!!てか雰囲気的にやり直し効かないパターンだよねコレ...orz」
《イルス》「まぁ...ボタン連打で『あああああ』とかにならなかっただけ良かったと思おう...うん、前向きに考えるんだ...前向きに...」
こうして、俺の名前が決まってしまった訳だが、とりあえず現時点で目的が何一つも無く、この先どうするかも全く分からない状態なのである...
《イルス》「とりあえず、この世界が何なのかよく分からないし、頭の上のレベル1も気になるから少し歩き回ってみよう」
《イルス》「しかしだなぁ...こんなレベルの表示が頭にまとわりついてくる世界だからなぁ...急にモンスターとか飛び出して来てもおかしくないぞ...って俺何も持って無いけど、丸腰状態で本当にモンスターいたらどうしよう...(^_^;)」
『ガサガサ・・・』
【モンスターが現れた▼】
《イルス》「マジか!!話の流れ的にモンスター本当に出てきちゃったよ(;゜□゜)!!どうする...俺!?」
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