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「そろそろ料理ラストオーダーになりますが… 」
アルバイトのミナがラストオーダーを取っている頃、晃司が
「ちょっと待ってて。帰らないで。」
と言ってきた。
「時間、大丈夫ですか？」
と私とリカの顔を見た。
「うん、まだちょっとなら。」
リカが答えた。
「私も。」
と私も言った。
「今日わりとお客さん少ないんで、片付けたらオーナーの知り合いの店に行くんですけど、行きませんか？」
と晃司に誘われた。
脇から蔵之介も他の客をはばかって小声で言う
。
「よかったらご一緒にどうですか？帰りは私達もタクシーだから送りますよ。」
と言う。
「どうする？行く？」
と私とリカは顔を見合わせて思案した。
リカもやめようよというサインはなかったので
「いいんでしょうか…」
と言いつつ、蔵之介と晃司と飲みに行く事になった。
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