Epilogue

2/2
前へ
/12ページ
次へ
今晩はクリスマスイヴ。 晃司は例によって日付が変わらないと帰って来られないだろう。 それでも私はささやかなパーティーの用意をした。 一年前を思った。 私の人生は大きく変わった。 今、私の腕の中で眠る小さな命。 私の向こう見ずな人生の中で、本当に意味があるといえるもの。 そんな存在に恵まれた事に感謝したい。 この子を腕に抱く時、この先この子に待ち受けるかもしれない困難を想像し恐怖を感じる事もある。 でも同時に、この子を守るためにどんな困難でも乗り越えて見せるという強い意思も沸いて来る。 だから私は怖がってなどいられない。 (完)
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加