サプライズ

2/14
1261人が本棚に入れています
本棚に追加
/36ページ
5時を過ぎ、 辺りが薄暗くなってきたころ、 「そろそろ行くか」 と高杉は立ち上がった。 そのまま電車に乗り、連れて行かれたのは、 ギャル系が集まるようなクラブではなく、 ロックな人が集まるようなライブハウスなんだろうか? って言う感じのバーだった。 こういうところには初めて来た。 まだ夜も深まっていないというのに、 中に入ると結構な人がいて、驚いた。 「なにか始まるの?」 高杉は時計をちらっと見て、 「もうすぐな」 といつものニヤけた顔で返した。
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!