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5時を過ぎ、
辺りが薄暗くなってきたころ、
「そろそろ行くか」
と高杉は立ち上がった。
そのまま電車に乗り、連れて行かれたのは、
ギャル系が集まるようなクラブではなく、
ロックな人が集まるようなライブハウスなんだろうか?
って言う感じのバーだった。
こういうところには初めて来た。
まだ夜も深まっていないというのに、
中に入ると結構な人がいて、驚いた。
「なにか始まるの?」
高杉は時計をちらっと見て、
「もうすぐな」
といつものニヤけた顔で返した。
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