初デート #2

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家に帰るなりリビングのソファーにドカっと腰をかけてくつろぐ高杉。 「きて」 と両手を開いて私に向けてくる。 やっと二人きりになれた。 人目を気にせず高杉の腕に飛び込みたい気持ちはあるけど 「うーん。やめとく」 朝の二の舞になりそうだから。 だけど、私はソファーの隣に座って 高杉のゴツゴツした硬い指に、私の指を絡める。 「これから、電話するから。 今日は、お風呂に入ったらもう自分の部屋に戻るね」 「残念。今日も一緒に寝ようと思ったのに」 絡まってる私の指を強く握る。
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