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シンはゲームソフトを欲しがっていたようだった。
「ゲームだと正美が買ってあげちゃってるってリスクない？」
「大丈夫。中古が出てからボーナスで買ってあげるって言われてるみたいだから。」
「じゃあシンちゃんはそれにしよう。アヤちゃんも何かオモチャにするとして問題は正美だね。」
本来の目的のシンのゲームはすぐに見つかりアヤのオモチャもちょうどいいのが見つかったが正美へのプレゼントだけ迷いに迷った。
インテリア雑貨にしようかと思ったけれどあまりそういったものに興味がなさそうだからやめた。
これに関しては池田は全く役に立たなかったので一人で決めた。ちょっとしたコスメとトイレタリー周りの雑貨にした。
これなら大仰過ぎず受け取る側としても負担を感じなくて済むと思った。すべてラッピングしてもらいプレゼントの購入の用事は済んだ。
あとはいつ渡すかだけだ。パーティーを企画するといっても結局は正美の家でするのだ。
普段の集まりも私のところでもよかったけれど子供の玩具があったほうが飽きなくてすむし移動が面倒だからうちでいいと正美がいつも言うのだ。
だからパーティーも正美の家でするほうが彼女にとっても都合がいいのだろうと思った。
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