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目が覚めると外は明るくなっていた。私はリュウの腕の中からそっと身体をずらして起き上がった。
リュウはまだ静かに寝ていた。その穏やかな寝顔を見ているといいしれない幸福感が湧いてきていつまでもこうして眺めていたい気になる。
私はベッドの裾の方から着ていたローブを取って羽織った。そっとベッドから立ち上がろうと腰を浮かすと手首をぐっとつかまれた。
「うわっ、びっくりした。起きてたの?」
「おはよう。」
リュウは私の手をさらに引いてベッドに座らせた。
「行っちゃダメ。」
「わかった。行かないから手を離して。」
私は少し笑いながら言った。
「何時?」
リュウも半身を起こして聞いた。
「6時過ぎたところ。」
私はベッドサイドのデジタル表示を読んだ。リュウは背中から私の首の脇に顔をうずめて両手で私の胸を揉みしだいた。
「ダメだよこんなの着ちゃ。見てたんだから。」
そう言いながらローブを脱がしまた愛撫を始めた。リュウの舌が耳をくすぐり指が乳首をつまむと私は早くもまた濡れてきた。
快感に鳥肌が立ち溜息のような喘ぎが漏れる。リュウが私の手を彼のものに誘導して私はリュウの完全に固くなったものを崇めるように愛撫した。私もリュウもまた行為に夢中になって快楽にのまれていった。
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