46.真夜中の電話

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暑い日だったけれどリュウには続いてシャワーを浴びたらさっぱりした。 着替えてリビングに入っていくと、リュウはラグに足を伸ばして扇風機の風にあたっていた。 「すぐ用意するね。何もないけど。」 温めておいたレトルトパックをご飯にかけ、グラスを出してクーラーバッグからビールを出して注いだ。 「お腹空いたね。食べよう。」 「うん。いただきます。乾杯しよう。新しいスタートに乾杯!」 「乾杯!」 ビールはキンキンではないけれど十分冷えていて美味しかった。
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