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やっと家に着くと二人ともずぶ濡れだったのでシャワーを浴びた。リュウは雨にあたったのでシャワーでは寒そうだ。私はお風呂にお湯を張っておけばよかったと後悔した。
今度は一緒にシャワーを浴びた。熱いシャワーに打たれながら夢中で抱き合って何度も何度もキスを繰り返した。
キスの合間にうわごとみたいに愛してると言い合う。
「家に戻ってみたらミオがいないから出ていったのかと…」
私は夢中でリュウにキスを返してから
「探してたんだから。リュウがいなくなっちゃったから。
どこにもいないから…」
涙が溢れてきた。
「もうどこにも行かないで。」
私は泣きながら言った。
「ごめん。本当にごめん。」
リュウは言い終わるとまたキスをした。
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