ボクたちの

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-「戯言遣い」side- 彼らは知らない。 ゴク「ぉらっ!!」 ソラ「………」スパンッ ツナ「ぅおぉぉっ!!」 ソラ「…………。」パシッ ブンッ ガシャァンッ ツナ「かはっ…!!」 ゴク「10代目!!」 空…空織の普段使う殺人の合図は「零崎、始めちゃうよ?」だ。 でも彼女が本気になったとき、それは「零崎をはじめよう。」になる。 つまり… ソラ「……フフッ…。」バッ ゴク「なっ…!!」 カキィィィィィンッ ゴク「がっ……………。」バタン 本気だ。 あっという間に獄寺クンとかいう男子は地に倒れた。 多分鼓膜をやられていると思う。 御愁傷様。 あとは、ボンゴレデーチモ。 ソラ「あとは、貴方だけですね。若きボンゴレデーチモ?」 ツナ「お、俺が…縁を!!」 ソラ「……黙りなさい。」ヒュッ ドガッ ツナ「が………はっ………」バタン ……さすが空織、仕事が早い。 気絶させたのは彼女のせめてもの優しさだろう。 ユカリ「ツナぁ!!隼人ぉ!!武ぃ!!」 喚く西原。 心なしか横の友ちゃんが"青色サヴァン"に戻ってる気がする。 ヒトシキ「なんか、俺達の神経逆撫でしてくんだけど。アイツの声。」 イズム「ぎゃははは!!同感!!」 リズム「同じく♪」 ……匂宮姉弟も殺気立ってる。 空織ちゃん早く終わらせて…(´;ω;`)← ソウシキ「空織。早く終わらせてしまいなさい。」 ソラ「…はい。双識兄さん。」 双識さんの指示に、空織ちゃんは喚く西原の横に音もなく立った。 ユカリ「っ!!!!あ、あ、あんた!!許さない!!ゆかの計画丸潰しにして!!」 西原が空織に向かってナイフを振り上げる。 スパンッ ユカリ「っきゃぁぁぁぁぁぁ!!」 ソラ「……………。」 空織ちゃんは素早く、無言で西原のアキレス腱を斬った。 ナイフは空織ちゃんに届くことは無く、西原と一緒に地に落ちた。 空織ちゃんが留目をさそうとしたとき、 ビュッ ガチャン 西原の首に何処からか飛んできた鎖付きの首輪が着いた。
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