ボクたちの

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-空side- ジュン「何だ!?」 トモ「新手……!?」 突然のこと皆が身構える。 ?「ちげーぞ。」 ムクロ「……アルコバレーノ。」 そんなボク達の前に現れたのは、黄色いおしゃぶりをつけ、大きな帽子に黒いスーツの赤ん坊、アルコバレーノ・リボーンだった。 ヒバリ「君の仕業だね、赤ん坊。」 リボ「あぁ。こいつらは復讐者-ヴィンディチェ-。味方でもねぇし敵でもねぇ。」 ソラ「アルコバレーノ、つまりそれは…」 ボクの言葉をリボーンが次ぐ。 リボ「あぁ、表世界のことは表世界で処理させてくれねぇか。」 やっぱり。そうだよね。 ソラ「………双にぃ。」 双にぃの方を振り返ると、 ソウシキ「被害者は空織です。貴女が決めなさい。」 と、苦笑しつつもそう言った。 ソラ「……うん。」 一言返事をして、アルコバレーノに向き直る。 ソラ「ボクは被害者。裏世界の人間。」 リボ「あぁ、わかってる。」 ソラ「でも、コイツの処理は…表世界に一任してあげる。だから…」 ボクは、微笑んだ。 ソラ「沢田クン達を、許してあげて?」 リボ「!!!」 ヒトシキ「……ったく、空織は優しすぎるぜ?」 イータン「うん。ホントにね。」 ソラ「ダメ……かな?」 リボ「…………わかった。いいぜ。」 リボーンはニッと笑った。 ソラ「ありがと。…さ、帰ろう!!双にぃ、皆!!」 ソウシキ「了解。」 こうして、西原縁の捕縛とともに幕を閉じたいじめ事件。 その後、沢田クン達はリボーンのキツいお仕置きを受けてボンゴレに復帰したらしい。 ボク達の復讐は、自らの手ではとどめをささないこと、なんだよ? Fin.
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