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ユウ「……悠。」
ジン「………。」
ユウ「それ…どういう意味?」
ジン「……………。」
悠からの返答は無し。
ユウ「……悠t」
ジン「うるさい。」
ユウ「…んっ!?」
………何が起こった?
目の前には悠のドアップ。
ボクの頬に添えられた悠の手。
そして唇の違和感。
えっと?
わ、わぁぁぁぁぁぁぁ!?////
ユウ「ぷは、ちょ、ちょっと悠!?」
ジン「……好きだ。」
ユウ「………え。」
ジン「好きだよ。結羽。」
真正面から言われた。
その浅葱色の真剣な瞳がボクを見据える。
吸い込まれてしまいそう。
それに悠は無駄にいい声だから、自然と顔が熱くなる。
ユウ「えと、ゆ、悠……///」
ジン「だから、な?守りたいんだよ。」
返事、聞かせて?
いつもより悠がかっこよく感じるのは、きっと悠との距離が近いから。
きっと。
でも、思い返してみる。
悠は、ボクをずっと守ってくれてた。
先生が死んだときも、泣きながらボクを守ると誓ってくれた。
ボクもそんな悠から離れられなくて……
あぁ、ボクはなんて鈍感なんだろう。
ユウ「悠?」
ジン「ん?」
Chu
ジン「っ!!//」
ユウ「ボクもっ!!」ニコッ
離れられなかったのは、いちいち気にかけちゃうのは、ボクも悠を好きだったからなのに。
ジン「……結羽は、可愛すぎ。」
Chu―――
ユウ「…ん……」
長い長いキス。
互いの愛を確かめあう。
ユウ「………大好き、悠一。」
ジン「っっ…///反則だろ…それ…///」
悠の真っ赤な顔を見て、してやったりと思ったのはボクだけの秘密。
タチカワ「えっと……とりあえず迅?」
「「あ」」
タチカワ「もう1回…殺ろっか?(黒笑」
ユウ「………////」
ジン「あ、あはははは……」
タチカワ「……俺も狙ってたのに。」
↑ずっと空気でした(´・ω・`)
暗躍青年と最強少女
Fin.
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