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ナギサ「起立、礼。」
「「「おはようございまーす。」」」
コロ「はい、おはようございます。今日も元気でよろしい。」
教室の中で沢山声が聞こえる。
その沢山の中にある懐かしい紅い彼の声。
少し声変わりしたかな。
僕、風守恍はジャッポーネの防衛省に呼ばれ、イタリアから久し振りに帰国しました。
あぁ、もちろん殺し屋ですよ?
コロ「それでは転校生を紹介します。イタリアからだそうですよ?ヌルッフフフフ…」
カラスマ「ちゃんとやれ。…風守、入ってきてくれ。」
はーい。
ふふふ…カル、驚くかなー♪
ガラッ
カルマ「っ!!ほのっ!?」
ホノカ「Ciao♪カル、久し振り。」
案の定カルは立ち上がり、駆け寄ってきた。
瞬間クラスがざわつく。
知り合い!?とか彼女!?とか。
コロ「おやカルマ君、お知り合いですか?…もしや…ヌフフ…」
カルマ「………」
うわー下世話な顔。
まぁ、僕とカルは昔の約束もあるはあるけど…
カルマ「…ほの、害虫避けしていいよね。」
ホノカ「害虫?いいケド…」
なんか前ボスにもそんなこと言われたような?
お前は可愛いんだから、害虫避けしなきゃ、だからな?
とか言って皆の前で額にキスされたっけ。
そのあと皆から殴られてたケド。
カルマ「アリガト。じゃ…」
ギュッ Chu
ホノカ「………へ?」
「「「はぁぁぁぁぁぁあ!?」」」
腰にまわされた手、
額の柔らかい、カルの唇、
先生や皆の、驚愕の顔、
………おっと?
ホノカ「えと、えとえと、カ…カル!?」
カルマ「…よし、……皆、この風守恍は俺の許嫁だから♪手ぇ出したら…ね?」ニッコリ
「「「えぇぇぇぇぇ!?」」」
いや、えぇぇ!?
許嫁って、まぁ、そんな感じではあるけど!!
でもさぁ!?
カルマ「と、いうわけだから殺せんせー。」
コロ「は、はい?」
カルマ「下手にほのに手ぇ出さないでね?」
出したら本気で殺るから♪
と満面の笑みでナイフをちらつかせるカル。
………物騒な。
まぁ、僕が言えたことじゃないかwww
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