「 」を彩る

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「 数日前。 突如として、「 」兄妹の元いた世界から唯一神が一人の少女を召喚した。 名を<黒>。 「 」兄妹に並ぶゲーマーである。 少女といっても18歳であるが、身長と顔はどこからどうみても13歳程度である。 ただ、胸の自己主張がでかすぎるだけで。 ヒュゥゥゥゥ… クロ「テト、これ私死ぬんじゃないかな!?」 テト「だぁいじょうぶ☆で、この世界の[十の盟約]は理解したよね?」 クロ「う、うん。あとココに空と白がいるんだよね。」 テト「そうだよ。」 じゃ、楽しんでね☆ という唯一神の笑顔を最後に、少女の意識は暗転した。 ―――っていう感じでココに来たんだよね、私。」 と話を締めくくりながら伸びをした少女、北腋黒菜、通称<黒>。 黒い長髪に真紅の瞳の美女である。 ソラ「しっかし落ちてたにしちゃ落ち着き過ぎじゃね?俺達が異常みたいだろッッッ!?、と俺は憤慨してみた。」 シロ「…駄菓子…菓子…にぃ…、理由は…ねぇだから……さすが…ねぇ…。」 話終えた彼女にツッコミと称賛を言う、黒とまったく同じ方法で<ディスボード>に召喚された兄妹、空と白。 ジブ「えー、今の話によりますとやはり唯一神の仕業なのでございますね。マスター、あのクソg…おっと失礼、唯一神を敗北させさらに泣かす、というのはどうでしょう!?」 イヅナ「……裏が出てやがる、です。つか黒、黒ぉ、尻尾撫でやがれ、ですっ。」 ゲームで「 」に敗れて以来、側近(内いづなはゲーマー友達)として彼らに仕え(懐い)ている天翼種-フリューゲル-・ジブリールと獣人種-ワービースト-・初瀬いづな。 ステフ「と、いうかあなた方、何気しりとりするのやめていただけません?」 ソラ「ステフーアウトー。」 ステフ「へっ!?」 シロ「…罰、ゲーム…。」 ステフ「ちょ、酷いじゃありませんの!?」 ジブ「問答無用ですドラちゃん。」 イヤァァァァァァ……… そして苦労人。人類種-イマニティ-・ステファニー・ドーラ、通称ステフ。 クロ「あははは…」 そしてこれが人類種最後の国、エルキアの王達の日常である。
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