8人が本棚に入れています
本棚に追加
ヨナ達一行が次なる地を目指して山を進んでいたときである。
ヨナ「ハァ…ハァ……」
ハク「おい大丈夫か姫さん。」
キジャ「私が背負いましょうか…?」
ヨナ「いいわ。自分で歩く。」
長く険しい道のりだったせいか、ヨナに疲れが見え始めた。
ユン「うーん…休憩しようにも場所が……シンア、何処かありそう?」
シンア「……もう少し行くと、小屋がある…。でm」
ユン「よしそれだ!!ヨナ、もう少ししたら小屋があるらしいから!!頑張ってよね!!」
ジェハ「ハク~おぶって~」
ハク「嫌だわ離れろ変態!!」
ユン達の声に隠れたシンアの声。
その声に気付き、シンアに話し掛けたのは、
ルイン「………シンア。」
シンア「?」
ルイン「……でも…何?」
シンア「!!」
暗殺にとことん適した能力と四龍全ての力を併せ持つ黒龍の少女、ルインだった。
そしてシンアの口から語られたのは何ともお約束な事だった。
シンア「…でも、山賊の根城…。」
ルイン「…だと、思った。……行って来る、ね。」シュンッ
ルインは小屋の山賊を掃除するべく一足先に小屋へと向かった。
シンア「……………ゼノ。」
ゼノ「んぁ?…はいよ。」シュンッ
<小屋>
ガヤガヤ
「おら酒持ってこい酒ー!!」
「女もいるぞー!!」
「…ヒッ…」
……さてどうするルイン。
中に入る山賊は何処かを襲撃&略奪済。
しかもその宴をしてるときた。
そして略奪したモノの中には女性もいるらしい。
下衆だ。下衆が目の前にいるぞ。
ガチャ。
A「なんだぁ嬢ちゃん。ココが何処だか解っt」
ルイン「さよなら」
ゴシャァッ
扉を普通に開け、取り敢えず手近な下衆を左手で殴る。
これが黒龍ルインの今回の作戦だった。
最初のコメントを投稿しよう!