哀しき運命の

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ヨナ達一行が次なる地を目指して山を進んでいたときである。 ヨナ「ハァ…ハァ……」 ハク「おい大丈夫か姫さん。」 キジャ「私が背負いましょうか…?」 ヨナ「いいわ。自分で歩く。」 長く険しい道のりだったせいか、ヨナに疲れが見え始めた。 ユン「うーん…休憩しようにも場所が……シンア、何処かありそう?」 シンア「……もう少し行くと、小屋がある…。でm」 ユン「よしそれだ!!ヨナ、もう少ししたら小屋があるらしいから!!頑張ってよね!!」 ジェハ「ハク~おぶって~」 ハク「嫌だわ離れろ変態!!」 ユン達の声に隠れたシンアの声。 その声に気付き、シンアに話し掛けたのは、 ルイン「………シンア。」 シンア「?」 ルイン「……でも…何?」 シンア「!!」 暗殺にとことん適した能力と四龍全ての力を併せ持つ黒龍の少女、ルインだった。 そしてシンアの口から語られたのは何ともお約束な事だった。 シンア「…でも、山賊の根城…。」 ルイン「…だと、思った。……行って来る、ね。」シュンッ ルインは小屋の山賊を掃除するべく一足先に小屋へと向かった。 シンア「……………ゼノ。」 ゼノ「んぁ?…はいよ。」シュンッ <小屋> ガヤガヤ 「おら酒持ってこい酒ー!!」 「女もいるぞー!!」 「…ヒッ…」 ……さてどうするルイン。 中に入る山賊は何処かを襲撃&略奪済。 しかもその宴をしてるときた。 そして略奪したモノの中には女性もいるらしい。 下衆だ。下衆が目の前にいるぞ。 ガチャ。 A「なんだぁ嬢ちゃん。ココが何処だか解っt」 ルイン「さよなら」 ゴシャァッ 扉を普通に開け、取り敢えず手近な下衆を左手で殴る。 これが黒龍ルインの今回の作戦だった。
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