君の声に…

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ヒュウガ「おい黒子ぉ!!いつまでノビてんだぁ!!」 クロコ「………すみません。」 私の彼氏は… カガミ「ぅおっ!?大丈夫か黒子!?」 カナメ「テツ君!!はい、スポドリ。」 クロコ「ありがとうございます、要。」 リコ「ひゃあっ!?要、いつからそこに!?」 カナメ「今です。」 存在感の無い……私もそうだけど、黒子テツヤ君です。 <部活後> カナメ「お兄ちゃん、今日はテツ君と帰るね。」 ヒュウガ「お、おう。黒子!!泣かせるんじゃねぇぞ!!」 クロコ「大丈夫です。僕が要を泣かせるなんてあり得ませんから。」 カナメ「テツ君……。」 リコ「………バカップルが……💢」 このとき、私は、私達は知らなかった。 まさか私がテツ君を泣かせることになるなんて――― <黒子side> クロコ「要は本当にイチゴシェイクが好きですね。」 カナメ「テツ君はバニラ派だもんねー。」 マジバで買ったシェイクを飲みながら歩く僕達。 いつも通りの帰り道、のハズだったのに。 ゴォォォォッ カナメ「…っ!!テツ君っ!!!!!」ドンッ クロコ「え……………」 キキィィィィッ ドンッ イマ、ナニガオコッタ? ボクノメノマエにアルアカイモノハナンダ? クロコ「か、なめ……?」 僕の前にある深紅の塊。 そこにさっきまでいたのは僕の愛しい人。 僕は深紅の水溜まりに膝をついた。
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