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それは、探偵事務所でいつもの如く荻を弄っていたときのことだった。
バンッ
ガシャン←
ナツキ「奏さん!!助けてくださいっす!!」
ヤタ「………………!!!」
カナデ「んー?どした?」
夏輝と弥太が血相を変えて探偵事務所のドアを開けた。
開けたはいいがドアを粉砕。
修理代www頑張れwww
ナツキ「遥さんが!!迷子になったんす!!」
…………………(´・ω・`)
ヒロシ「ぬぁぁぁぁぁにぃぃぃぃぃぃぃ!!!???」
カナデ「洋五月蝿い。で?場所は?GPSがあるじゃん。」
ナツキ「それが…GPSを追ったら携帯だけがあったんす。」
ふぅん…それで僕らに、ねぇ。
ま、同じ秘密警察犬のよしみで助けてやりますか。
カナデ「よーし洋、夏輝、弥太!!嗅覚聴覚全開ね。」
「「イェッサー!!」」
ケイ「俺達も手伝うよ、奏。」
ユウタ「ノアにも連絡するね。」
オギ「俺も行こう。」
うわぁ、何か不吉な予感。
…じゃなくて!!
カナデ「んじゃ、れっつ捜索!!」
もやしっ子捜索隊、出動です!!
<遥side>
ハルカ「うぅ…ぐすっ…にぃにー、奏ー、弥太ー夏輝ー…何処ー?」
僕はただ、奏の誕生日プレゼントを買おうとしただけなのに……
どうしてこうなるんだろう。
とりあえず、大通りに出なきゃ。
僕は重い足を引き摺って、騒がしい方へ歩き始めた。
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