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<屋上>
ライラ「んんーっ!!やっぱここはいつ来ても気持ちいいなぁ。」
屋上に出たとたん、景色のよく見える方へ走るライラ。
フェンスから身を乗り出す小さな身体を僕は
ギュ…
ライラ「フリ?//」
フリー「……ライラ。」
そっと抱き締めた。
驚き、振り替えるライラ。
サファイアの様な瞳が、僕を見つめる。
まだあどけなさの残る顔に手を添え、
ライラ「ちょ、フrっ!!」
フリー「…………。」
キスをした。
顔を離すと顔を赤くして戸惑うライラ。
理由、いってあげないと失礼だよね。
ライラ「フリ…何で…///」
フリー「ライラが好きだから。愛してるから。それじゃ、ダメかな?」
ライラ「っ!!ダメじゃ、ないけど…」
あぁ、わかった。ライラはノノハを気にしてるんだ。
確かにノノハは特別だけど、ライラの方が特別。
だから、返事を聞きたい。
僕を愛してくれるかどうか。
フリー「………で、返事は?」
ライラ「…………………~っ…」
…………ダメ、かな。
ライラ、よくカイトと一緒にいるし……。
そのまま待っていると、
ライラ「~~~~っ…フリのバカっ。」
フリー「え……んっ!?」
ライラが精一杯背伸びをしてキスをしてきた。
………あわわわ/////
ライラ「私は、カイトと一緒にいると難しいパズルが飛び込んできそうだから一緒にいるだけ!!だから、フリーセル……」
「こちらこそ、よろしく。」
そう言って、ライラはもう一度キスをした。
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