星の導きは

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ロキ「僕に、君を護らせてくれないか?」 ユーリ「…………は?」 気づけば、そう言っていた。 怪訝そうな顔をするユーリ。 ロキ「君の命よりも、ココロを。」 ユーリ「!!!!!!」 ロキ「……お願い。」 しばらく俯いていたユーリはゆっくりと顔を上げた。 ユーリ「出来るの?獅子座君。」 ロキ「っ!?何で知って…!?」 ユーリ「……魔力、星霊の魔力だから。ま、獅子王に護られるっていうのも悪くない、かな。」 そう言って、彼女はニッと笑った。 ユーリ「よろしく頼むよ、ロキ。」 ロキ「………喜んで。白銀の歌姫様。」 僕は跪き、彼女の右手にキスをした。 ユーリ「てかロキが口にしなかったのが意外。」 ロキ「あはは…酷いなぁ、ユーリは。」 ユーリ「そう?……でもロキなら口でも許す、かな?」 ロキ「っ!!!!!!/////……じゃあ遠慮なく。」 月明かりに照らされる中で、僕達の影は1つになった――――。 <数日後> ルー「てやっ!!」 ユーリ「ほらほら!!星霊出さないの?ルーシィ!!!」 ルー「ぐぬぬ……なら!!開け、獅子宮の扉!!レオ!!」 キンコーン!! ボフッ レオ「やぁユーリ。久しぶり。」 ユーリ「お、ロキ。」 ユーリによるルーシィの修行の中で、僕は召喚された。 ユーリに会うのは、久しぶりだ。 レオ「じゃ、久しぶりに。」 ユーリ「っん!?////」 ルー「ちょっとぉ!?///」 全「「な…………!?」」 修行はギルドの中でやってるからもちろん全員の視線が注がれるわけで。 ユーリの顔は真っ赤になった。 ユーリ「こんの…………」 ロキ「ん?」 ユーリ「変態ぃ!!」 星の導きは、騎士を護るべき者へと導いた。 Fin.
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