愛しかった日々へ

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クロロ「それがソフィの念能力か?」 ソフィ「う、うん。あと1つ<星たちの鎮魂歌>もあるよ。」 クロロ「なるほど、2つか。今度手合わせさせてみるか。よし、行くぞ。」 ソフィ「手合わせ……うん!!」 ソフィは手合わせという言葉に反応したようだが俺の手を再びとった。 ソフィの歌<鎮魂歌-レクイエム->が屋敷に響いた。 <ソフィアーナside> クロロ「悪い皆、遅くなった。」 シャル「団長!!」 フィン「遅ぇよ団長。」 シズク「何かあったの?」 外へ出るとクロロの仲間らしい人達が駆け寄ってきた。 僕はクロロの後ろに隠れていた。 クロロ「悪かったな。でも、もう終わったぞ。」 シャル「で、目的のサファイアは?」 クロロ「あぁ、それなら。ソフィ、出てこい。」 僕が出て行くと、皆の顔が驚きに染まった。 ジエチル族だから?それとも、チビだから? ……僕、20にしてはチビなんだよなぁ…156だし…。 マチ「団長、この子…。」 クロロ「あぁ、彼女はソフィアーナ・ジエチル。見ての通り、ジエチル族の生き残りだ。そして、」 パク「世界一のサファイアの正体…。」 クロロ「あぁ。ソフィ、自己紹介。」 ソフィ「うっ、うん。」 何人かから、血の臭いがする。 やっぱりそういう人達なんだろうけど、僕の恩人に変わりないから。 ソフィ「僕、ソフィアーナ・ジエチルといいます。ソフィで構いません。念能力は使えます。えと、クロロさん…団長?に誘われて、旅団に入ることになりました。よろしくお願いします!!」 バッと頭を下げる。 ………無言が続いて、 「「「「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!????」」」」 皆の絶叫が響いた。
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