8人が本棚に入れています
本棚に追加
/192ページ
君は、
オキタ「瑠ー威ちゃん♪」
ルイ「五月蝿いです触るな。」
オキタ「もう、冷たいなぁ。」
無愛想で、
オキタ「瑠威ちゃんこれお土産♪」
ルイ「何ですか?…髪飾り?」
オキタ「うん。瑠威ちゃんに似合うと思って。」
ルイ「ふぅん。ま、もらっときます。」
可愛いげが無くて。
でも、
ルイ「ふざけるな!!今すぐその手を私の仲間から離せ!!」
オキタ「う゛……瑠…威ちゃん?」
ルイ「沖田!!死ぬんじゃねぇぞ!!おらぁぁぁぁぁっ!!」
凄く仲間思いで優しくて。
だから、僕は君に恋をしていたのかもね。
でも、
オキタ「何で!?何で君が行くの!?」
ルイ「……君達には、千鶴がいた方がいいんだよ。だから、お別れだ。」
ヒジ「落ち着け総司!!」
オキタ「土方さんは黙っててください!!何でだよ!!君は千鶴ちゃん嫌いだったじゃない!!」
ルイ「…嫌いだよ?だけど、私がいなくても、新撰組はやっていけるよ。」
カザマ「終わったか。我妻よ。」
ルイ「うん。じゃあ、行こうか。千景。」
オキタ「嫌だ!!君が鬼だって構わない!!僕は君が……!!!」
ルイ「黙って!!!私は、千景の方に行くって決めたの!!」
オキタ「瑠威!!!!!!」
君は突然離れていった。
自分が鬼だと明かして。嫌っていた千鶴ちゃんを庇って。
風間の方へ行ってしまった。
僕は結局、君に思いを伝えられなかった。
最初のコメントを投稿しよう!